目的に応じた靴選び【装備・登山靴2】

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この連休、残雪期登山をしたくてやってしまいました。
2足目の登山靴です。


「ガルモント ピナクル GTX」

一足目の購入でもお世話になった石井スポーツさんにて
吟味の末、お買い上げ。

このモデルは、セミワンタッチ式のアイゼンも装着可能で、
残雪期やテント泊縦走にも対応とのことでした。

というのも、連休の登山を「残雪期登山」か「テント泊」かで
相当悩んでいまして、"テント泊する"を選んだ場合は、
何が必要でいくらかかるのかも調査しておりました。

新たに買い足さなきゃいけない装備としては、
・テント
・シュラフ(寝袋)
・シュラフマット
・ザック(60-70ℓ)

くらいだなと判断し、予算は10万円前後と見積もっておりました。
しかし、軽く10万円なんて出せ・・・ないですよね( ・∇・)

で、残雪期登山なら今の装備にアイゼンを買い足せばなんとか
なるんではないか?ということでお店に向かったわけです。

しかし、どのくらいのアイゼンを買えば良いのかわからなくて
登山靴コーナーの店員さんに聞いてみる事に。
偶然、1足目でお世話になった店員さんに声をかけてもらえたので、
残雪期登山とテント泊で迷っていることを伝えてみると、

「どちらにしても、以前購入いただいた靴では難しいです」

('ー ' *) ・・・ナルホド。

実は、1足目の靴を持参していたのですが、もうぐにゃぐにゃに
柔らかくなってしまっていて、
(店員さんに目の前でぐにゃっと曲げられましたw)
アイゼン対応でもなかったので、新たに買い直すこととなったのです。
※1足目は詳しくは「これでは足りない!-装備・登山靴-編」をご覧ください。

アイゼン対応の靴は、足の甲の部分が固くなっていて、
アイゼンのベルトを締めても足が痛くならないものを指します。
(足の甲の部分にアイゼンのベルトを巻き付けて固定するからです。)
もちろん、靴の底も固いです。

そして、この固い靴というのは、長い距離&岩場などの足場の悪い道を
延々と歩く場合に疲れを感じず足に痛みが出にくいことも期待できます。
つまり、くっそ重たいテント泊の荷物を担いで歩いても疲れない靴
ということになります。

私の最初の迷いであった
「残雪期登山(アイゼン必要)」「テント泊(重い荷物を担いで歩く)」
の両方を叶えるアイテムが、「ガルモント ピナクルGTX」だったわけです。

いきなりテント泊だ!と決めて道具を購入し、柔らかい靴のまま
出発していたらどうなっていたか・・・?

まぁ、なんとかなったかもしれませんがw

今となっては、足下をきちんと整えてから臨めるのと
知らずにやらかしてしまうのとでは雲泥の差があったと感じています。
毎回毎回、石井スポーツさんでは勉強させてもらっています!ありがたい!
(※決して回し者ではございませんよ)


今回は、インソールも同時に購入し、足に負担のかからないよう
注意を払う事にしました。
なんせ靴自体が重く、長い距離や雪上の不慣れな道を歩くことを考えたら、
足に優しい環境を整えておくのが最善だと思われたからです。

そして、残雪期登山として目を付けている山を告げると、
「アイゼンは6本で大丈夫だと思います」とアドバイスをいただき、
ベルトの締め方講座までしていただいて、ご精算となりました。

結果的に、また出費はかさんでしまったわけですが、
自分が何をしたいのか?を考えた時に、これは必要なアイテムだと
納得できたので後悔はしていませんヾ(´▽`)

むしろ、的確なアドバイスをいただき無駄な出費が抑えられた
とも思っています。
(行こうとしている山ではピッケルは必要ない、持っているストックで十分など)
そのうえ、セールで随分安く買えましたし↑

一足目の購入時は目的が「富士山」だったので、それに見合う靴を
購入しました。
そして、今回は「残雪期」および「テント泊縦走」に見合う靴。

みなさんも、登山靴購入の際は、店員さんにどんな山に登ってみたいか?
ある程度具体的な目的を伝えると靴選びもスムーズに納得のいくものに
なると思います。
ここがズレてしまうと「思ってたのと違う」とか「足が疲れて嫌だ」
など、嫌な思いをしてしまうかもしれません。
それはとてももったいないことなので、装備を整える際は、目的を
ある程度決めて、購入した方が良いと思います。


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